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建築工事さえあれば何でもできると思っていませんか?

一般建築が欲しいんです。。

何でもいいけどもとりあえず建築工事が取れたら問題ないんですよ。

と言われることがよくあります。

 

その前にですが、建設業と建築業とごちゃ混ぜになっていることが多いので少し解説しておくと建設業というものの中に建築や土木、内装、塗装なんかの工事が含まれています。

イメージ的には下のような感じです。

建設業種

実際に家を一軒新築とか、大規模に増改築したいとかいうことであれば建築で問題ありません。

ただ、そうではなく建築工事さえあったら家のことは何でもできる、と誤解されているケースが多いんです。

建築工事と土木工事の2つに関しては、多くの様々な専門工事業者を段取り・調整して建物を建てたり(建築工事業)、橋を架けたり、道路を作ったり(土木工事業)ということをやります。

それ以外の27業種、つまり内装工事業とか塗装工事業などなどは、それぞれの専門工事を行うということをしており、建築や土木とは別物になります。

だから、例えばビルなどの内装だけを請け負って500万円を超える場合、マンションの塗装工事だけを請け負って500万円を超える場合は、内装仕上工事業、塗装工事業の建設業許可が必要になってきます。

建築という言葉と建設っていう言葉が似すぎているためややこしいのですが、上の図のような関係になっていますので誤解されやすいです。

 

同じ理由で『建築業許可』が欲しいと言われることも多いのですが、正確には『建設業許可』です。

まあこれは蛇足でどうでもいいのですが・・・。

前ページ:会社を設立してすぐ建設業許可を取得する場合

関連ページ:建設業許可申請についてよくいただく質問

 

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