技術検定1次試験の合格者も専任技術者になることができます
2023年7月から技術検定1次試験の合格者(技士補)も合格後一定の実務経験を積むと専任技術者になることができるようになりました。
一見複雑に聞こえるのですが、要は1級施工管理技士の1次試験合格者を大学卒、2級施工管理技士の1次試験合格者を高校卒の学歴に該当させるということになります。
そしてそれぞれの試験科目に対して同等とみなす学科が下の表のように決められています。
技術検定種目 | 同等とみなす指定学科 |
土木施工管理 |
土木工学に関する学科 |
建築施工管理 | 建築学に関する学科 |
電気工事施工管理 | 電気工学に関する学科 |
管工事施工管理 | 機械工学に関する学科 |
ですから、例えば1級建築施工管理技士の1次試験に合格した技士補が、合格後3年間内装仕上工事の実務経験を積むと内装仕上工事についての専任技術者になることができます。
ただし、指定7業種(土木、建築、電気、管、鋼構造物、舗装、造園の各工事)と電気通信工事には使えません。
じゃあ、それぞれの学科がどの工事に対応しているのかは専任技術者の解説ページの2-2.指定学科とはでまとめています。
元ページ:専任技術者とは?